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「幻の果実」から生まれた アドベリージャム

高島市安曇川町で丁寧に育てられた特産品 アドベリー(ボイセンベリー)は、美味しいだけでなく栄養価の面でも注目されています。

今回紹介するのは、生産者のお一人でもあり特産品の企画から苗の輸入など、立ち上げから携わってきている「はなつむぎベリーファーム」(滋賀県高島市・代表 梅村勝久さん)のアドベリージャムです。

 

一瓶に詰まった果実そのものの魅力

 

アドベリージャムは、収穫後間もない果実から種を取り、そのうえで糖度を46°に抑えた低糖度仕様。甘さ控えめ、果実そのものの香り・酸味・甘みを活かした仕上がりです。原材料には、高島市産アドベリー(ボイセンベリー)、グラニュー糖、レモン果汁のみ。ここでしかつくられていない、お土産にピッタリのオススメ品です。

 

 

早朝5時からはじまる宝探しのような収穫体験

 

代表の梅村勝久さんは「安曇川に特産品をつくりたい」という強い想いを胸に、地域とともに果実栽培から商品開発までを一貫して手掛けています。

収穫時期の6月になると、30人ほどがバイトに集まってきます。わたしも、実際に取材をさせていただくだけでなく収穫のバイトに参加してきました。

摘み取り作業は早朝5時から始まります。期間は約2週間ほど。生果実が2日程度しか日持ちしないため、タイミングを見計らいながらの手作業目視での丁寧な摘み取り作業になります。葉の間に隠れるように実るアドベリーを見つけるたび、まるで宝探しのような感覚になりました。

実際には薄暗い早朝に摘み取りが始まります

 

農作業は摘み取り時期だけではなく、ツルの剪定・ツル上げ・草刈りなど年間を通して行われています。とてもキレイに手入れされたはなつむぎベリーファームで、大切に育てられていることがひと目で分かります。そのひと粒ひと粒が、ジャムになり多くの人の手元に届くまでに、どれほどの手間と時間がかかっているのか ── その一端を体験したことで、今はアドベリージャムの大ファンです。

 

冬に行う約1万3千本ものツル上げ作業

 

安曇川で生まれ、地域の人々と共に育まれてきたアドベリーは、味だけでなくその物語と合わせて誇れる逸品です。ジャム以外にも、とも栄さんのお菓子など紹介したい商品はまだたくさんあります。

追って、紹介していきます。

(取材・ライティング:田中可奈子)

Name

はなつむぎベリーファーム アドベリージャム

Shop

道の駅藤樹の里あどがわ(安曇川町)・まるごと百貨店(新旭町)ほかECサイトでも販売

Web

https://www.hanatsumugiberryfarm.com/

Instagram

hanatumugi.berryfarm

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